2019年10月14日(月)〜20日(日)の期間中、東京・渋谷を中心に開催しているRakuten Fashion Week TOKYO。世界のファッション都市で年2回開催されているファッションの祭典となるファッションウィークでは、ファッションショーや展示会で発表される最新コレクションから、次シーズンのトレンドが生まれています。
2020年春夏のコレクションを披露する今回のファッション・ウィークには、会期全体を盛り上げるオフィシャルアンバサダーとしてモデルの【安藤ニコ】、ミュージックアンバサダーとしてアーティスト【SIRUP(シラップ)】が就任しました。そこで今回は、ライブイベントを通してRakuten Fashion Week TOKYO 2020A/Wを発信するSIRUPにファッション×音楽についてお話を伺ってきました。
ミュージックアンバサダーに初就任
©Japan Fashion Week Organization
─ 今回、オフィシャルミュージックアンバサダーの依頼があったときは率直にどんな気持ちでしたか?
素直に嬉しかったですね。同時に、僕でいいのかなという気持ちもありました。
─ アンバサダーとしてどのような役割を果たしたいと考えていますか?
ファッションも芸術の枠組みの1つだと認識しているので、もっと多くの人はファッションをクリエイティブなものとして捉え、トレンドだけじゃなく”その服を着る意味”について考えることで生活が豊かになると思うんです。なので、アンバサダーとしてそういった意識を広める役割ができたらいいです。
SIRUPにとってのファッション×音楽
©Japan Fashion Week Organization
─ ファッションと音楽はどのような関係性だと思いますか?
ファッション関連の仕事をしている友達から「こういう音楽が流行ったからこういうスタイルが流行った」という話を聞くことが多く、ファッションと音楽は精神的な部分で繋がっている切っても切れない密接な関係だと思います。僕自身ソウルやネオソウル・R&Bが好きなので、当時のアーティストのファッションに影響を受けていました。
─ ライブ中やMVの衣装はどんな基準で選んでいますか?
SIRUPのアイデンティティをどこかに入れつつ、大人っぽさと多少のストリート感を意識しています。あとは、動きやすさですね。今年はたくさんフェスに出させてもらう機会があったので「こういう衣装はスタイルがよく見えないな」といった視点で見られるようになりました。でも、基本的には自分に対して実直に、素直に、頭で考えすぎないようにしています。ライブのときはお客さんと距離を離したくないというか、ステージに立つ人間としてかっこよくいたいとは思うんですけど、近い距離感でいたいので、革靴を履くならトップスをカジュアルにしたり、スニーカーを履くなら大人っぽくしたりとバランスを意識しています。
MVでは1つ1つが作品になるので、スタイリストさんと相談しながら作品に合う世界観を作りつつ、理想のSIRUP像からズレれないようにしています。ファッションは精神的な部分と繋がっていないと、人となりが見えずに着させられたファッションになってしまうので、スタイリストさんとはお互いを知るためによく会話をしますね。
─ オンとオフでは選ぶ服は変わりますか?
オフは全然違いますね。楽な服装が多かったり、友達のブランドを着ることが多いです。あとは機能性を重視してて、ポケットの数にこだわりがあります(笑)荷物をできるだけ持ちたくないので、ポケットがたくさん付いている服が好きです。
─ 普段はどんなところで買い物をされるんですか?
時間があるときに一気にお店を回っていて、だいたい代官山・表参道・原宿・渋谷が多いですね。セレクトショップが多くて【UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)】や【TOMORROWLAND(トゥモローランド)】【SUPER A MARKET(スーパーエーマーケット)】【LANTIKI(ランチキ)】などによく行きます。
─ ファッション関連のお仕事をされている友達と話していて面白いと感じることはありますか?
ファッション系に限った話ではないんですけど、最終的には精神的に向いている方向が似ている人と仲良くなることが多いですね。ものづくりをしていて仲良くなる人は、作るものは違ってもだいたい同じことを考えているんですよ。音楽や映画の趣味が一緒だったり感性が近い人とよく一緒にいます。
曲を通して伝えたいこと
©Japan Fashion Week Organization
─ ソウルやR&Bなどのジャンルを自分のフィルターを通して表現しようと意識はしていますか?
この音楽を使ってこの表現をしたいというよりは、自分のやりたい表現がこの音楽に合ってるのと、自分のやりたいサウンドやかっこいいと思うものがあってその上で曲を作っているので、フィルターを通して表現するという意識はないですね。ただ、今自分が表現したいことを表現できているジャンルではあると思います。
─ 曲を通して表現する上で意識されてることはありますか?
伝えたいメッセージが重くならないようには意識をしています。重いことや熱いことを表現することってすごく簡単なんですよ。でも、
ミュージックアンバサダーとしてパーティーに登場!
10月19日(土)渋谷WOMBにて、Rakuten Fashion Week TOKYO オフィシャル・アフターパーティが開催!ミュージックアンバサダーを務めるSIRUPがスペシャルライブパフォーマンスを披露します。
【OFFICIAL NIGHT PARTY】
日時:2019年10月19日(土)
OPEN 22:00/CLOSE 4:30
場所;渋谷WOMB
料金:ADV/3,000円 DOOR/3,500円
詳細はこちら:OFFICIAL NIGHT PARTY Rakuten Fashion Week TOKYO
オフィシャルサイト:https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/
SIRUPプロフィール:SIRUPは変幻自在なボーカルスタイル、五感を刺激する グルーヴィーなサウンド、
Instagram:@sirup_insta
Twitter:@iamsirup