2019.09.11 COLUMN

ショップブログはブランドに必要?店頭で行うコンテンツマーケティング

by 深地雅也

こんにちは、深地です。

昨今はアパレル販売員でもECサイトにコーディネートをアップしたりとWeb活用が活発になってきております。持って生まれた容姿やファッションセンスの良さがソーシャルメディアのフォロワーにも影響しますので、企業のスタッフコーデページを見に行くとインフルエンサー販売員を見かける事も多くなってきました。

(上記はバロックジャパンリミテッド「SHELLTER WEB STORE」のスタッフランキング。上位の人はフォロワー数がこれだけ多いのも珍しくないです。)

販売員がECサイトへの入り口になり、それが売上に影響する。販売員の新たな形が確立されてきたなぁと痛感します。こういった事例を目の当たりにしますと、やはり教育機関でもソーシャルメディアの授業を取り入れたりするのですが、学生さんによっては「そんなに自分をアピールしたくない」という若者も中にはちらほら。皆んなが皆んな、フォロワーを増やしたい訳ではないのですよね

ではそんな若者はWebでブランドに貢献できないのか?と言いますと、全然そんな事ありません。今では当たり前になっていて目立ちませんが、ショップブログでも十分ブランドの売上に貢献することは可能なのです。弊社のクライアントでも、直面した課題に対してショップブログを運用する事で解決したケースがいくつかありますので一部ご紹介したいと思います。

 

ショップブログはO2Oに使える?

Mel Poole

まず、今回の前提条件としては下記のような状況でした。

<課題>

・店頭ではそこそこ売上はあったが、お客をWebに送客できていない。

・ブランドが始まったばかりで認知度・ロイヤリティが低い。

・百貨店ブランドなので、店頭ではあからさまにECへの送客はできない。

 

ここを解決すべくショップブログを活用したのですが、具体的にどう使ったのかは下記の通り。

 

・まずは店頭顧客に読んでもらう習慣をつける

ECに送客はNGですが、ショップブログを訴求するのは百貨店でも問題無しです。強化品番の訴求やイベントの告知など、逆に店頭送客に使える要素がたくさんあります。まずは店頭に来られるお客にお知らせし、読んでもらう事を習慣付けます。販売員さんも、ECに送客するのは自店の売上が取られそうで嫌がる人も多いですが、店頭に送客するのでしたら、自店の売上に直結するので積極的にやってくれます。

 

・タッチポイントを強化し、顧客がブランドに触れる時間を増やす

ブログの更新通知が受け取れるLINE@の運用や、ソーシャルメディアを活用し、様々なタッチポイントを事前に用意しておきましょう。ブランドのユーザーって、一つのチャネルだけを使っている訳ではなく、検索から入ってくる人もいれば、LINE@の通知でサイトを訪問したり、メルマガから入ってきたりと、様々な点で実はブランドとつながっています。タッチポイントが多いと再訪する率も上がるので、ブランドの属性と親和性の高いツールは積極的に使っておきましょう。

 

・顧客の顔が見えている販売員が具体的にコーデやおすすめ商品をピックアップしてライティング

お客の顔が見えていれば、具体的に何を欲しがるかは販売員ならわかります。昔から販売員さんって、顧客の顔を思い浮かべながら店頭の品揃えを決めていたりしたものですが、それと同様ですね。特に、店頭で顧客に響いたトークをブログ内でも使うと効果的です。同じブランドを好きになったお客ですから、同じニーズを持っているのも当然ですね。

 

・あくまでブランドの世界観を崩さないヴィジュアルを心がける

昨今は、写真をアプリで簡単に加工できてしまうからこそ、ブランドの世界観と全く乖離したお写真をブログで見かけることもあります。これではせっかく手間暇をかけてブログを更新しても、ブランドにとって逆効果になってしまいますのでお気をつけください。

Christin Hume

効果を検証する際は、様々な指標があるのですが、Googleアナリティクスを見ている方なら、「ブログの再訪率」「SHOPリストページのPV」を最低限、KPIとして設定おくのも良いでしょう。店頭顧客が最終的にECで購入したかどうかは、店頭顧客名簿と同じ名前の方がECで購入されているかチェックしておけばわかります。

もちろん、記事を更新すればするほどSEO効果もありますので、一般的に役に立つ情報を盛り込んでおくのも良いでしょう。店頭顧客に訴求しながら、同時にページの価値を上げていけるので、ショップブログは活用次第では一石二鳥なのです。これなら、「自分が目立ちたく無い!」という方でも、ショップやブランドに貢献できますね。既に運用されているブランドさんは多いと思いますが、一度ショップブログの役割を明確化すると色々な活用方法が見えてくるかもしれませんよ。

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