2019.07.31 COLUMN

2019年上半期ファッションECニュースをまとめてみました!

by 深地雅也

こんにちは、深地です。

早いもので今年もあっという間に半分以上が過ぎ去ってしまいました。ファッション業界ではすっかりセールも中だるみに入り、プロパー展開まで売り場も辛い日々が続く時期ですね。嗚呼、新シーズンが待ち遠しい!(気温めっちゃ高いけど。)

そんな中ふとWWDを見ていましたら、下記のようなニュースが

 

EC特集2019 専門家がオムニコマースの課題を解決します!

EC特集。おかしい、自分もファッションECを生業にしているのに呼ばれていないぞ。(呼ばれる訳が無い)

お知り合いのコメントも掲載されており、筆者も何かコメントしたいという衝動に駆られ、誠に勝手ながらここで私的「2019年 上半期ファッションECニュース特集」をやりたいと思います。(Style itさん勝手に場を借りてすみません。)

では早速スタート!

 

ZOZOTOWN一億円お年玉祭り!

まだ記憶に新しい…、と思っていましたらこれ年始の出来事でしたね。ZOZOの社長、前澤さんの一億円お年玉。このキャンペーンにより、前澤さんのフォロワーが500万人ほど増えました。(現在は100万人以上がフォローを外したようですが…。)一時はこの手法の模倣もかなり多く、ファッションブランドからブロガーまでお年玉祭りだったTwitter界隈。昨年の末は有名ブランドがZOZOを離脱、年始はこのお年玉キャンペーンで、その後ZOZOARIGATOが終了と…。とにかく話題に事欠かない上半期のZOZOでした。

 

百貨店アパレルのEC強化

「消費者は賢い」三陽商会が打ち出すECの成長戦略 -vol.1-

ワールドがシリコンバレー発のファッションテック企業を買収した理由

オンワードのEC売上は26%増の255億円、直営の割合は7割超&3か年計画の施策

これは今年から、という訳では無いのですが、百貨店アパレルのEC強化が非常に目立つ上半期だったように思います。ファッションテックの導入に、M&Aに、オーダーサービスに、とEC強化の為に様々な施策が打たれています。中には「百貨店アパレル」と呼ばれながらも、百貨店の店舗を減らし、EC売上を伸ばしにかかっている企業もちらほら見受けられます。EC売上を伸ばす事自体が目的では無いのでしょうけど、店舗を増やしすぎると販管費が嵩みますから、チャネルのバランスは利益に直結します。そのあたりの戦略が顕著に見られた上半期だったんではないかと。

 

Amazonのインフルエンサーマーケティング

アマゾン ファッションが人気インフルエンサーをデザイナーに起用した新サービス「ザ・ドロップ」を発表、日本からは鈴木えみが参加

Amazonファッションがまさかのインフルエンサーマーケティングを実施。以前、中の人から聞いたのですが、日本のAmazonファッションは海外と比較するとかなり売上が悪いようで、なぜこんなに売上が悪いのか?と本部からも詰められているのだとか。その分、かける予算も上乗せされていて、その結果こういう形になったのではないかと。外国人のインフルエンサーも起用した取り組みではありますが、国内のインフルエンサーを起用している事から日本での売上もしっかり狙ったものだと言えます。

https://www.instagram.com/amazonthedrop/

5月後半に始まった取り組みなのに、もうフォロワーが37000を突破。資金力ってすごいですね。インフルエンサーからの応募も募っているようなので、今後更に加速するかも?

 

スタイルヴォイスドットコムが発足

ジュンとマッシュが新EC概要発表 デイトナも資本参加

昨年から一部報道があったジュンとマッシュのファッションECモール構想が具体化してきました。参画する企業もどんどん増えており、フリークスストアを運営するデイトナインターナショナルも資本参加。個人的に一番驚いたのはALEXIA STAM(アリシアスタン)の名前が参画企業の一つに上がっていた事。絶好調のスイムウェアが名乗りをあげたとなると、加速装置の一つになるのではないかと予測します。

社長に就任したのが元幻冬舎の方という事で、有名人を使ったコンテンツを初期から発信してくる可能性も考えられます。ファッションECモールはまだまだZOZO一強状態ですが、その中に割って入れるかに注目ですね。

 

セシルマクビーのデザイン盗用事件

小嶋陽菜のブランド「ハーリップトゥ」とデザイン類似?セシルマクビーのワンピースがSNSで物議

EC…、という訳では無いのですが、ECがあったからこそすぐバレた事件ではありますのでピックアップしました。小嶋陽菜さんのブランドをセシルマクビーが盗用したとの事で話題になっていましたが、個人的には仕入れに使ったODMがかぶったのではないか?と推測しています。

※ODMとは…Original Design Manufacturingの略語で、委託者のブランドで製品を設計・生産すること。

ラグジュアリーブランドのように定番品の模倣となると故意的でしょうけど、今回の件は生産リードタイムのことも考えるとそこまでメリットがありませんので、バレた時のマイナス面を考慮するとこんなバカな判断はしないのではないかと。アパレルってどうしても似たような製品は市場に並んでしまいますからね。ジャパンイマジネーションからは特に正式なリリースもありませんので、真相は不明ですが


上半期で個人的に気になったニュースを5つほどピックアップしてみましたが、振り返ってみるとわずか半年で色々ありましたね。ファッションECはZOZOやAmazonのようなプラットフォーマーだけでなく、D2C系のブランドも数多く参入していますので、後半戦も話題に事欠かないでしょう。2019年秋冬もファッションECから目が離せませんね!

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