2019.05.09 INTERVIEW

テレビで見た「これ、かわいい!」が見つかるサービス“コレカウ”が作る世界

by STYLE it.編集部

テレビやSNSを見ていて、「この服かわいい!どこのだろう?」なんて思ったことはありませんか?そんな疑問を解決してくれるファッションコミュニティサイトがあるのはご存知でしょうか。【アイエント株式会社】が提供するサービス【コレカウ】では、ユーザーの質問に回答したり、自社が持つデータを活用して民放ドラマを中心に、着用アイテムの情報を提供しています。

大学卒業後、4年間SE(システムエンジニア)として働き、楽天に転職した際にユーザー向けサイトの運用を経験。楽天時代にアイエントの代表・大森さんと出会い、専業主婦の期間を経て創業期からアイエントに携わる。

 

今回は、コレカウのセールス&マーケティングを担当している吉田さんにお話を伺ってきました。

メディアで見た服が見つかるサービス

 

ー アイエントのメインサービスでもある、コレカウの概要を教えて下さい。

コレカウは、”メディアで見たファッションアイテムが探せる”コミュニティサイトで、基本的には、ユーザーさんからの質問に答えるファッションに特化した知恵袋のようなサービスです。ユーザーがテレビで見かけたアイテムや、Instagram、Twitter、最近ではTick TokなどSNSで見たアイテムに関する質問を送ってくださるので、私たちが質問に答えていきます。

ー なるほど。探すのは大変じゃないんですか?

すごく大変です。そもそもお問い合わせをしてくださる方は、自分で探してみたけど見つからなかったという方が多いので。将来的には、ユーザーがわざわざ探さなくても、コレカウを見れば「私が探したかったものがここにある」という状態にしたいと思っています。

テクノロジー+人でとにかく探す

ー 今はどのように商品を探しているんですか?

大きく、

・自社が運営するサービス【STYLIA(スタイリア)】
・メーカーからの提供
・自社で開発したツールを利用

という3つの方法があります。

STYLIAは衣装リースをしたいスタイリストと、衣装協力でPRをしたいブランドをオンライン上で繋ぎ、TVを中心に映画や雑誌など様々なメディアへアイテムをお貸出ししているサービスです。多くの情報が集まるので、コレカウを運営する上で大きな情報源となっています。3つ目に関してですが、探すためのツール自体を弊社で開発しているんです。ショッピングサイトのアイテム画像と着用画像のキャプチャとを比較して類似品を見つけ出したり、TV番組の最後に流れるクレジットのデータを拾い出したり。他にも、対象のタレントさんが過去に着たことがあるブランドや番組で使われたことのあるブランドの情報を使用できるようにしています。また、「この系統の服だったらあのブランドだろう」とか、「この前のコレクションで見た」など記憶やセンスで見つけ出すこともありますし、地道に検索しまくることもあります(笑)。

最終的には画像で見比べて突き止めるんですけど、似たようなシンプルな白いシャツがあった場合も、今まで蓄積したデータがあるので分別しやすいんです。

ー すべての質問に回答されているんですか?

だいたい1日に平均で58回の質問がくるんですけど、全体でいうと8割は見つかります。すぐ見つかるものと本当に長いと1年後くらいに見つかるものとかもあります。ネットに情報がないものは確証が得られずコレカウには掲載できないので、回答しきれないものもあるのが現状です。

中でも人気の女優さんは…

ー 前クールのドラマで人気が高かったのはどんなドラマですか?

今回はやはり深田恭子さんが出演されていた【初めて恋をした日に読む話】ですね。あと、【グッドワイフ】も水原希子さんや常盤貴子さんが出演していたこともあって上位にきていました。前クールでいうとこの2つが放送後のアクセス数が高かったです。

ー これまででいうと、誰が着用したアイテムが人気でしたか?

石原さとみさんですね。彼女が出演しているとアクセス数が倍以上に伸びます。【高嶺の花】ではお嬢様の役なので普段着としては着にくいワンピースが多かったんですけど、それでも反応が良かったですし、単発で放送された【石原さとみのすっぴん旅Inスペイン】で着用していたコートやワンピースやバッグなど、身につけている物一式について質問が相次ぎました(笑)。石原さとみさんは身長が一般の方と同じくらいなので、共感を得ている部分もあると思います。

 たくさんの人がファッションを楽しめる世界を作りたい

ー コレカウの今後の目標を教えて下さい。

究極の目標としては、タレント事務所と組んでタレントさんの名前や動画を掲載して、ユーザーさんが商品を見比べながらお買い物ができるようにしたいです。スマホなどで番組を見ている視聴者が「これかわいい!」と思ったときに、画面の横で衣装情報が見られたら、ファッションに興味のない方でもファッションの世界が広がるかもしれない。こだわりを持ってプロダクトを作っているブランドを知ってもらうきっかけになるかもしれない。メディア媒体と購買体験を繋げることで、ファッション業界を盛り上げることにもなるし、きっと、みんなが楽しい世界ができると思うんです。

個人的にも、もっとファッション業界を盛り上げたいと思っているんですよ。私はお洋服を作るわけではないけれど、消費者の趣味嗜好が広がったらファッションをもっと楽しめるのになあ。と思っているので、そういったことを伝えて、広げていきたいです。

 

コレカウHP:https://www.korecow.jp/


 

今まで、テレビやSNSで気になる服を見つけても諦めていた方も多かったと思います。コレカウが目指す世界は可能性に溢れていて、いちユーザーとしても実現されるのが待ち遠しいです。吉田さんも仰っていた通り、少しでもたくさんの人が自分の「かわいい」や「好き」を見つけられる世界はきっと楽しいですよね。

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