2019.01.22 COLUMN

【編集部コラム】駆け出しライターさんにオススメの1冊

by STYLE it.編集部

こんにちは、編集長の小倉です。

大学生時代にキュレーションメディアでインターンを初めてから5年ほど文章を世に出す仕事をさせていただいているのですが、書けば書くほど文章の難しさや奥深さに頭を抱えています。

今週のコラムでは、STYLE it.を立ち上げることになってから読んだ【新しい文章力の教室 / 著:コミックナタリー初代編集長 唐木元】という本が文章を書く上でとっても参考になったので、紹介をさせてください。

 

不安がきっかけで出会った本

Daniel Fazio

私は大学3年生からweb記事などを書いてきましたが、これまで先輩に教えていただく以外に、文章について特別学ぶ機会がありませんでした。そのため、転職をしメディアを立ち上げ、自分の名前で文章を書くことになったとき、自分の文章力に対してとてつもなく不安を感じてしまいました。転職してからも文章は書いていたし、ネットで見かける記事・ブログ・ニュースは読んでいたのですが、他の方が書いた文章を見れば見るほど、「なんでこんなに綺麗に文章が書けるんだろう…私には無理…」とネガティブになるばかり。ですが、そんなことも言ってられないので、

「不安を払拭するためには勉強だ!!」

と思い立ち、本屋さんで【新しい文章力の教室】を手に取りました。

 

とにかく実用的!

 

著者はポップカルチャーニュースサイト・ナタリーの初代編集長である唐木元さんで、実際にナタリーで活用している方法を紹介しているので、分かりやすいし理論立っているので入ってきやすいのです。

 

中でも文章を書く前につくる「構造シート」は、読んだ次の日から実践しています。ライターさんにとっては基本的なことだと思いますが、なかなか教えてもらえる機会もないので、この本を読んで知ることができました…!簡単に説明すると、テーマと話題を整理し、ライティング中に迷子にならないための道しるべのようなものです。いきなりライティングを始めるのではなく、一度この構造シートをつくることで執筆速度が上がり、内容も起承転結のある簡潔な文章に仕上げることができます。

具体的な書き方は本を読んでいただきたいのですが、やることとしては

1.紙とペンを用意する

2.箇条書きで書く話題を列挙していく

3.話題の順序を決め、横に番号を書いていく

4.別の紙の上方にテーマ(主眼)を書き、話題を順番通りに並べ替える

5.話題の優先度を決める

本にはもっと詳細に書かれていますが、ざっくりまとめるとこんな感じです。ポイントは、手書きで行うこと。実際に紙に話題を列挙していると無駄に気づいたり整理しやすいため、手間ではありますが手書きで構造シートをつくってみてください。

 

ちなみに、こちらが今回の記事を書く際に作った構造シートです。(字が汚いところはご愛嬌で…)本当はシャーペンでもっと雑に書いてます(笑)

私は無心でライティングをしていると、すぐ脱線したり内容を詰め込みすぎてしまうので、構造シートをつくるようになってからだいぶ書きやすく、読みやすい文章になったと思います。

 

デスクに置いておきたくなる1


接続後や修飾語についてなど基本的な文章のルールや、完読させるテクニックなど細かいHow toも紹介されています。既に先輩から教えていただいていたことも載っていましたが、ルールなど再確認することもでき最後まで時間をかけずに読めたし、読み進める中で「あ、私はこれを意識できてなかったから変な文章になっていたんだ!」なんて気づくこともでき、それ以降文章を書く際に意識することもできました。

そのおかげか、数日前に他のwebメディアの編集長にお会いした際に、文章を褒めていただくこともでき自信にも繋がりました。魅力的な文章やエモい文章を書くにはまだまだ勉強が必要ですが、まずは基本が大切だと思っているので、これから書き始める方はもちろん、既に文章を書くお仕事をされている方も、デスクに置いておくのにオススメの1冊です。

TAG

RELATED ARTICLES