2018.12.21 COLUMN

【編集部コラム】小売・アパレル業界の在り方を変えるMonopos

by STYLE it.編集部

初めまして、【株式会社Monopos(モノポス)】の代表・大野です。今回は、僕からMonoposというサービスを作った経緯や、Monoposが小売業界に与えるインパクトなどについてお話します。

Monoposについてはこちらの記事をチェック

 

アパレルショップ店長から、経営者へ

僕は、学生時代に神戸のアパレルショップでバイヤー・店長を経験し、卒業後大手広告代理店に新卒で入社。アパレルECのマーケティング支援等、営業職を経験後、いくつかの企業でマーケティングや広報、事業戦略を担当しました。2013年に色という切り口で実店舗とECで商品を販売する【IROZA(イロザ)】を運営する【株式会社IROYA】を設立。同社でアパレル業界の課題を解決するためにMonopos事業を立ちあげ、2018年8月よりMonopos事業に経営資源を集中しました。そのタイミングで、凸版印刷グループとして株式会社Monoposを設立しました。

 

「こうだったらいいのに」をサービスに

アパレルショップで働いていた時の経験や、小売業の運営を通じて、特にアパレル業界にはペインポイント(悩みの種)が多いと感じていました。在庫をたくさん抱えないといけなかったり、1つの品番に対してサイズや色など複数の商品があるにも関わらず、それを管理するツールが少なかったり。非効率な業務が多かったため、在庫数を管理する要素に加え、その他にもいい影響が生まれるようなサービスを作りたいと思っていました。

僕の経験上、とにかく棚卸しは大変だし、入荷したタイミングで商品登録をすればいい物も、面倒くさがって後回しにしてしまいがち。であれば、登録することによって売上が上がり、売れた商品の分析もできるような、商品登録をしたくなるシステムを作りたいと思いました。システムの販売会社と提携して、数百万・数千万かけるより、比較的安価に使えるような仕組みにしていきたいという思いも含め、Monoposを立ち上げ、作り上げてきました。

 

課題が山積みのアパレル業界

アパレル業界には、在庫の供給過多や、ユーザーニーズを汲み取れてない商品提供、単価を抑えたファストファッションが引き起こす環境問題など、たくさんの課題が散見されるので、課題を挙げだしたらキリがありません。元々アパレル業界はクリエーションだけで成り立つ部分が多かったり、販売職と言われるように職人芸であったりしたのですが、今はそういった思想や哲学が薄くなってきているとも思います。

また、アパレル企業さまにMonoposの提案をしていく中で、デジタルの話が出るととっつきにくそうな反応を感じることがあります。しかし、消費者は店頭にも行きますが、スマホもPCも使う。SNSなど色んなものを見て欲しい物を探している環境で、企業側はもっと、商品の売り方・作り方の部分において数字の分析が必要だと感じています。中でも、僕の中で1番違和感があるのは、ブランドや会社のマネジメントをしている方々が、デジタルシフトやオムニチャネル対応をなかなかできていないことや、「体制上やりにくい」「まだうちには早い」とおっしゃっていることです。

彼ら自身もスマホを使っているはずですし、スマホを使ってオムニチャネル型の情報摂取をしているにも関わらず、彼らの会社が取り組みきれていないというところに、矛盾を感じています。彼ら自身も買い手にもなりうる中で、アパレルはアパレルだから。と、変に線を引いてしまっているがために、外部からの干渉を受けない排他的な思考に繋がってしまい、新しい取り組みに難しさや面倒臭さを感じているんだと思います。少し突き詰めれば、解決できる部分であるにも関わらず、面倒臭いものは見ないようにする風潮は、特に解決していきたいポイントです。

 

業務の効率化が、売上向上に繋がる

その中で、オムニチャネルに取り組むということは一定の力を注がなくてはいけないので、Monoposに限らず骨が折れる業務だとは思っています。しかし、Monoposに関しては、デフォルトで提供できる機能も多く、他の手法よりもコスト面やシステム面でのハードルを下げてくれると思っています。

僕たちは、Monoposを導入していただいた企業さまにかかっているコストをどれだけ下げ、いかに売り上げをつくれるかに尽きると思っています。コストを低減させるというのはMonoposの導入費用もそうですし、導入前にかかっていた間接的なコストのことを指します。これまで在庫を都度チェックしたり、在庫がどこにあるのか調べたりしていたことも、1度データを登録しするだけで、店頭もECも自動的に在庫数やロケーションが反映される仕組みになっているので、雑務の部分は簡素化・効率化することができます。売り上げの部分でも、ECの担当者さん、販売員さんはリアルタイムの情報を分析しながら次の一手を打てるので、どういう商品を売っていったらいいのかが一目瞭然に。という面から、Monoposに関しては売り上げにも寄与することができます。

 

小売業のあり方から変えられる、Monopos

例えば、現在Monoposを使ってくださっている【FLATBUSH(フラットブッシュ)】や【ANACHRONORM(アナクロノーム)】でいうと、まだまだ小さいブランドかもしれませんが、月の売り上げの3分の1、もう少しで2分の1程度をECサイトで賄いはじめてきています。そういったデータを見ると、やっぱりECは侮れません。店頭の売り上げがECの売り上げになる訳ではなく、併売することによって店頭が休みの日でもECが売り上げの窓口の役割を果たしてくれるので、負担が下がり、利益を作ることができています。そうすることで、スタッフさんの休みの日が増えたり、より効率のいい販売ができたりと、新しい形での販売ができると思います。

どの日にお客さまが多く来店されるのかを把握できるので、いつ来るかわからないお客さんを待つより、その時間を使うことで、違う業務を行ったり、よりクリエイティブなことができたりするかもしれない。Monoposを使って業務を効率化していくことは、店舗の営業の在り方まで変える可能性があるということです。

 

Monoposに関する質問・ご相談等ございましたら、お問い合わせフォームからご連絡をお待ちしております。

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