2018.11.20 INTERVIEW

エアークローゼット社に聞いた、進化を続けるシェアリングエコノミーの概念

by STYLE it.編集部

ファッションレンタルサービスで有名な【株式会社エアークローゼット】ですが、実は【airCloset(エアークローゼット)】以外のサービスでも、ファッションを通してワクワクする体験を提供していることをご存知でしょうか?着々と進化を続けているエアークローゼット社のサービスとシェアリングエコノミーの概念について代表の天沼さんにお話を伺ってきました。

airClosetについてはこちらでチェック

パーソナルスタイリングが体験できる、リアル店舗

— 月額制のairCloset以外にサービスを運営していますか?

はい。東京の表参道・原宿で、【airCloset×ABLE(エアークローゼットエイブル)】という【ABLE(エイブル)】さんとコラボした、パーソナルスタイルングを体験できるリアル店舗を運営しています。常駐しているプロのスタイリストが直接お客さまをスタイリングし、お客さまはその場でお洋服を借りることができます。試着室はもちろんパウダースペースも完備されていて、女性がゆったりとお洋服を選べる空間です。

— 店内も綺麗で、女性が利用しやすい環境ですね!お客さまはどんな時に利用されるんですか?

おでかけやデート前に寄ったり、週末着るお洋服を探して来られる方が多いです。レンタルプランを当日・1週間・2週間に設定をしているので、旅行はもちろん、週末金曜日に借りて、休日に着用、翌週の金曜日に返却しつつ新しいお洋服を借りる。といったサイクルを習慣にしていただきたいと思っています。ビジネスモデルもレンタルプランも、全てお客さまに最高の体験をしてもらえる方法を選び設計しています。

airCloset×ABLEについて、詳しく知りたい方はこちらから

 

新しいお洋服との出会いを提供

— 他にはどんなサービスがありますか?

プロのスタイリストが、お客さまのサイズ・好み・ライフスタイルなどに合わせたコーディネートを提案する【pickss(ピックス)】というパーソナルショッピングアプリを出しています。さまざまなブランド・お客さま個人に似合うお洋服に出会え、手持ちの服と合わせて試着&購入ができるという、新しいお洋服との出会い方を提供しています。

 

<利用方法>

1.オンライン登録をし、パーソナルスタイリングを注文

2.スタイリストが選定したアイテムが自宅に届き、試着

3.気に入った服を購入

4.その他の商品は返却

pickssについて、詳しく知りたい方はこちら

 

お客さまが買い物に行きたくても行けないという状況を無くしたいという思いから、出会い体験を提供するpickssを設計しました。これからはお客さまが、溢れる情報の中から自分に最適なモノを探し出すより、“プロに選択してもらう”という受動的な買い物が増えてくると思います。

 

— pickssに出品しているブランドさんからの反応はいかがですか?

継続してお取引をしてくださるブランドさんが多く、反応はよいです。pickssはただ商品を売るだけではなく、お客さまとブランドさんとのいい出会いに繋がっていると思っています。そういう面で好評をいただいており、ブランドさんからは「新しいお客さんに出会える。」「新しいファンづくりになる。」という声も大きく、ポジティブに捉えていただいています。

 

拡大していくシェアリングエコノミーの文化

-最後に、ファッションレンタルサービスを運営している天沼さんが考えるシェアリングエコノミーについてお聞きしてもよろしいですか?

観点は色々あると思いますが、「シェアリングエコノミーは、有形資産をみんなで使うことで個人の負担が軽くなる。」というすごく合理的な考え方・仕組みだと思っています。シェアの概念自体は昔からあって、ご近所さんに子供を預かってもらったり、農家では、トラクターをシェアして使ったりしていました。それなのに、なぜ今改めて注目されているかというと、それはシェアの対象物がテクノロジーによってどんどん広がっているからだと思います。情報収集という意味では、スマートフォンで情報をインプットできる環境ができたことも、シェアリングエコノミーが注目されている理由ではないかと思います。

 

- 会社として、服以外にシェアを意識されていることはありますか?

そうですね、我々はお洋服をシェアするだけでなく、スキルのシェアも行なっています。具体的にいうと、リモートで仕事ができるよう、テクノロジーを最大限に活用したり、仕組みを整えているからこそ、200名以上所属しているスタイリストさんには、それぞれテクノロジー無しでは実現できないような量のスタイリングを担当していただいています。スキルをみんなでシェアするという概念の元、インターネット上で業務が完結するリモートワーク(クラウドソーシング)という形で働いてもらっています。

 

— シェアリングエコノミーは今後どうなって行くと思いますか?

これからは品目も増え、シェアできる物の細分化がより進むと思います。例えば、これまでは1日・1週間単位で借りていたお洋服も、1時間単位で借りられるような細分化が進んでいくと思います。どんなものでも置き換えればシェアはできますし、シェアの文化が進む事で、人と人、人と企業の関係がもっと深くなっていくのではないかという可能性を感じています。

 

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オンラインでのファッションレンタルサービスだけでなく、リアル店舗や新感覚のEコマースなど、さまざまな形で“ワクワクする体験”を提供しているエアークローゼット社。そんな会社の代表・天沼さんが考えるシェアリングエコノミーに関するお話は納得感もあり、未来が楽しみになるお話でした。エアークローゼット社が手がけるこれからの事業の拡大がますます楽しみです。

 

株式会社エアークローゼット公式HP:https://corp.air-closet.com/

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